こんにちは!投球アドバイザーの飯塚大樹です。
今日は野球上達にとって必要だと考える「考える力」について、わかりやすく話していきたいと思います。
「考える力」は野球の技術を高めるだけでなく、個人として成長するためにもとても大切なものだと思っています。
私は小学5年生から野球を始め今に至りますが「自ら考えて行動していた時期」と「指導者の方に言われたことを怒られないようにこなしていた時期」がありました。
野球の技術が上達したのが「自ら考えて行動していた時期」だと感じています。
仕事においても同じでサラリーマンが11年、フリーランスになって3年ですが「自ら考えて行動する」がとても大事だと感じています。
野球選手に求められる「考える力」の重要性
考える力がない選手は成長が止まりやすい
野球には「微妙な感覚を感じる事」が大事だと考えていますが、この「微妙な感覚を感じる事」は、経験と考える力が大きく関わっていると思います。
考える力が弱い選手は、成長の壁にぶつかりやすくて、それ以上のステップアップが難しくなってしまうことが多いです。
さらに、「考える力」が少ないと「他人のせい」にしがちで、自分の本来の問題に向き合えなくなっている選手も多いです。
投手だとスピードが出ていても変化球がすごく曲がってもピッチングが上手くいかないことも出てきます。
その時に「微妙な感覚を感じる事」で上手くいかなかった理由や上手くいくための方法を考えていけるようになります。
上手くいかない時こそ自分と向き合うことが大事だと考えています。
起きたことを正しく理解する力が大事
なかなか成長できない選手の多くは、起きた出来事を正しく理解していないことが原因だと感じています。
例えば、試合で結果が出なかった時に「マウンドが悪かったから」とか「捕手の配球が悪い」など他人のせいにする癖がついていると、次に進むための改善、課題解決が出来ずに同じことを繰り返すことに繋がります。
「どうして良くない結果に繋がったのか」をしっかり考えて理解できれば、次はどうしたら良いかが導けるようになってきます。
この「正しい反省」ができるかどうかが、野球選手としての成長、人としての成長のカギになると感じています。
頭を鍛えると成長の可能性が広がる
逆に言えば、頭を鍛えることで成長の幅が大きく広がる可能性があります。
周りに「ポテンシャルがあるのに勿体無いな〜」という選手はいませんか?
今まで野球をする中でこのような選手で結果が出せていない選手をたくさん見てきました。
もし自分の実力を正しく認識して「考える力」があればもっと違った選手になったのではないか?
それに気づけないのは本当にもったいないと感じています。
成功する選手、成功する人は「考える力」や「論理的に物事を整理する力(きちんと筋道を立てて考える)」が高い選手が多いです。
これは仕事も野球も同等だと感じています。
考える力を鍛える重要性
上手くなるための練習方法や練習器具、情報は、今の時代、SNS等で簡単に手に入るようになりました。
でも、それをどうやって活用するか、自分の成長に結びつけられるかは、「考える力」次第だと感じています。
しかし私の経験だと環境によって左右される場面をよく見ています。
自分より立場の上の方が「言ったことだけやれ」のスタンスの環境だと難しい場面もあります。
今の状況では「上達するかどうかは出会った環境、捉え方次第」って放任されてしまうことが多いです。
これだとせっかくの有益な情報が全く活かされてこないです。
私としては指導時になるべく質問等をして自ら考えさせて言語化して思考力を鍛えるような取り組みをしています。
私はこの「考える力」を伸ばすことに向き合っていきたいと思います。
自分のプレーや取り組みを言語化して人にしっかり伝えられるくらい理解して行わないと向かうべきゴールの方向から脱線してしまう場合があります。
なので「正しく理解する力」が重要です。
これを読んでくださった方々は、ただ言われた通りに練習するだけではなくて、「なんでこうなるんだろう」とか「どうすればもっと良くなるんだろう」と考える習慣をつけて過ごして欲しいと思います。
そうすることで成長するスピードや不調時の整え方、安定感などの向上につながると思います。
上達することで野球はどんどん楽しくなりますし、成長のスピードも大幅に向上すると思います。
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指導実績の一部👇
「とりあえずキャッチボール」
が一般的ですが初めのうちに野球の投げ方ではなく押し出すようなダーツ投げで練習を続けてしまうと悪い癖がついてしまいます。
今回のように初めの段階で指導の依頼をいただけたのは個人的にはすごく良いことだと感じました。
「努力は裏切らない」 と言われることがあります。
私も学生時代はそう信じてひたすら投げ込み、走っていました。
しかし筋力はついたが上達しない、そしてオーバーワークで怪我をして終わりました。
学生野球を終えてから気付きました。
正しい方向に向けた努力をしないと「努力は簡単に裏切ります。」 投げる動作って簡単なようで非常に難しいです。
そして投げ方を伝えることも難しい。
伝え方を間違うと投げ方を見失ったり、最悪イップスになることもあったり。
だから当たり前ですが簡単な気持ちで指導はできません。
やるからには真剣に向き合い、一人一人の特徴や感覚を確認し大事に、その中で力を伝える方法を探しています。
決して一方通行の指導にならないように会話、雰囲気を大事に。
今回のような
- 野球未経験の子供
- 控え投手でくすぶっているけどエースを取りたい
そんな投手達に「投げることは楽しいことだよ!」って伝えていきたい。
今回も指導をする中で私も発見できたり、伝え方など勉強にもなりました。
ご利用ありがとうございました。
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指導への想い
少年時代から厳しい言葉を浴びせられ、解決方法もわからず野球が嫌いになり辞めていった人を何人も見ています。
今思うと野球チームの指導者は、どうしても全体を見る中で個人(投手)を見なければならないので、選手個人の課題や悩みはそれぞれです。
そして全体を見なければならないので個々にあった練習メニューは難しく全員同じメニューになりがちです。
野球の現場においては全員同じ練習を行い、その中でたまたま練習方法やコツをや感覚を掴むのが上手な選手が伸びていくことが多かったと思います。
個別の対応がなかなかできないので、私みたいに伸びていかない選手、挫折した選手、素質があっても上のステージに進めなかった選手も多かったと思います。
しかし現場では外部の指導者に依頼をすることに抵抗をもつ指導者が多いのも事実です。
専門的に学んでいる人、専門的な知識を持っている人が増えてきて、個別に指導することが非常に有効になってきました。
例えば、勉強に置きかえると苦手な科目には家庭教師つけたり、塾や予備校に通ったりするのと全く同じ話で、投手(ピッチャー)の個人指導も必要だと考えられます。
だからこそ私は1人でも多く「できない選手をできるようにする」
そして「できるようになることでチーム力が上がり勝利に前進する!」
そして成功体験を経験して楽しく野球をしてほしい。
そんな選手を増やすことが「夢」です。
主な経歴
【福島県 磐城リトルリーグ】
【福島県 平第一中学校 軟式野球】
【栃木県 文星芸術大学附属高校】
🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)
【千葉県 中央学院大学】
🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)
【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】
🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)
【現在】 【栃木県 タイセイビッグキャビン(旧ヤマショウルースター)〜】
🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)
2022年6月〜 【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業】
🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店
そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!