今回はシュート回転を武器にするようになり全国優勝+MVPを獲得した私が武器にする方法を解説します。
- ✅シュート回転=あまり良くない!
- ✅シュート回転=球が弱い!
- ✅シュート回転=直した方が良い!
こんなこと言われたことありませんか?
わたしがそうでした。
わたしの場合は意識しすぎて「スライダー回転」
になり球が落ちるようになりました。
そしてキレイな縦回転のストレートを意識しすぎてリリース時に肘が落ちたり、押し込んで投げたり…
とにかく私の場合は悪循環でした。
そんな時に開き直り「シュート回転を武器にする方法」を考え始めてから世界が変わりました。
球速は安定し、四死球も減り、以前より打者を打ち取れるようになり最終的には「全国優勝+MVP」の景色を経験することができました。
体に合わない練習や投球フォームを続けると上達もしないので投球がどんどんつまらなくなります。そして故障にもつながるので最悪野球を辞めることにもつながってしまいます。
「成功体験を経験して楽しくなり、楽しくなることでもっと練習して上達する。」
この循環になると見違えるほど成長できると考えています。
私の経験では考え方やコツを理解し楽しく野球をすることがパフォーマンス向上へのヒントになると感じています。
動画も交えながらわかりやすく解説していきますので最後までご覧ください。
※あくまで選択肢のひとつとして見てみてください。
結論から言うと・・・
【シュート回転必見】全国優勝投手の考え方①
【シュート回転必見】全国優勝投手の考え方②
【全国優勝投手】軌道を理解して活かす考え方。
【最重要】控えからエースになる考え方。
👆の動画のことを意識しました。
これだけだと信用していただけないと思うので私がこの考えににたどり着いた経緯を書かせていただきます。
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シュート回転を武器にするきっかけ
以前の私は捕手のサイン通りに投げていればいいや!
そんなタイプの投手でした。
「打たれたら捕手のせい!」
こんなすりこみがあったせいか完全に「思考停止のバッティングピッチャー」でした。
私がピッチングについて真剣に考え出したのは30歳の時でした。
草野球チームから即戦力として軟式社会人チーム(南関東日野自動車千葉支社 旧千葉日野自動車)に入社したのがきっかけです。
若手中心のメンバーチームだったこともあり入社していきなり最年長。
その時に感じたのは
- ✅転職までして結果出せなかったらヤバイ
- ✅最年長で足を引っ張るわけにはいかない
- ✅他のメンバーを納得させるには結果出すしかない
でした。
しかし試合に積極的に起用してもらうも圧倒的な力を出すことはできずなんとか試合を作ることが精一杯でした。
そんな環境から「今まで感じたことのない焦り」と「ここでなんとかしないとこのまま終わる」という気持ちが芽生えました。
そんな時に私の投球を研究し振り返ると
「右打者への死球が多い」、「左打者のアウトコースでストライクが取れない」
こんな傾向がありました。
改善するために考えたこと(プレートのふむ位置)
右打者への死球が多い原因は「ストレートがシュート回転すること」と「ツーシーム(シンカー系)の球が抜けた時」に当ててしまうことでした。
そして一度当ててしまうと抜けたくないのでリリースで操作してしまい叩きつけたり暴投してしまったりと悪循環に陥ります。
まず見直したことは投球時に踏むプレートの位置です。
これまでは3塁側のプレートを踏んで投球していました。
理由は小学生の頃に教わり特に何も考えずに今まで過ごしてしまっただけでした…
それを辞めて1塁側のプレートを踏むようにしました。
これだけで景色が変わります。
プレートの幅は「61センチ」あります。
ちなみに少年野球用は「51センチ」です。
この数字を大きく見るか小さく見るかで投球が大きく変わってくると思います。
そしてホームベースの幅は「43.2センチ」少年用は「38.1センチ」です。
数字を頭に入れておくことで幅を使って改善していくイメージが湧いてきました。
プレートのふむ位置を変えて変わったこと
以前よりストライクが取りやすくなりました。
ストライクは審判さん(人間)が判断するので必ずしもホームベースの上に投げなくてはいけないわけではなくストライクに見えればストライクとコールしていただけます。
そしてそれと同様に打者も同じで必ずしもホームベース上に投げなくてもストライクに見えればスイングしてくれます。
これをふまえるとホームベースの幅は43.2センチですが必ずしもベース上に投げなくても良いのでボールゾーンも使うと幅はもっと広がります。
このように私のシュート回転+ツーシーム(シュート系)を1塁側から投げることで右バッターのインコースと左打者のアウトコースに角度が出るようになりました。
それにより3塁側を使っていた時は角度が出ないので今ほど反応が良くありませんでしたが1塁側を使い始めてから際どいコースのストライクも増えた印象があります。(四死球は確実に減りました)
シュート回転のおかげで右打者のインコースは食い込むのでカウントが悪い時などは多少アバウトでも使えます。
そしてその効果もあり以前よりスライダーの反応が良くなりシュート系(ストレート、ツーシーム)とスライダーで横の幅を最大限に使えるようになりました。
以上のことからシュート回転の投手の原点はアウトローではなく「インコースのストレート」じゃないかと考えるようになりました。
右打者のアウトコースは注意が必要!?
写真のように右打者のアウトコースもシュート回転しているのでコースを間違えると今度は逆に打ちやすくなります。
インコースは多少アバウト、アウトコースはコースに気をつけるは頭に入れておくと良いと思います。
逆を言えば左バッターのインコースも同じです。
具体的な武器にする配球
右打者
- ✅インコースのストレート、ツーシームで意識させる
- ✅シュート系を意識させ外のスライダーで勝負
左打者
- ✅アウトコースのストレート、ツーシームで意識させる
- ✅インコースのボールからストライクにかすめるストレートで勝負
これはほんの一例ですが困った場面で使うことがあります。
まとめ
以上が私がシュート回転を武器にするために意識したことの解説です。
色々な考え方があるので必ず正しいわけではありませんが私の場合は良い結果につながりました。
自分と同じような投手の方で悩んでいる投手にとって少しでもプラスになればと思い書きました。
色々な選択肢の中から自分が納得して取り組めるものをやっていくのが良いと思います。
そして納得した上で「継続」していくことが大事じゃないかと思います。
参考になれば嬉しいです。
このブログでは
- 球速アップの方法
- 実戦で使える事
- フィールディングの意識
- 練習方法
などを投稿していきます。
投手向けにヒントや選択肢が与えられるような投稿を目指しているので待っててもらえると嬉しいです。
参考になった方は悩んでる友達に教えてもらえると投稿者としては嬉しいです。
球が遅かったからこそ伝えられることもあると思います。 自分のような手遅れにならないように1人でも多くの投手の力になれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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主な経歴
【福島県 磐城リトルリーグ】
【福島県 平第一中学校 軟式野球】
【栃木県 文星芸術大学附属高校】
🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)
【千葉県 中央学院大学】
🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)
【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】
🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)
【現在】 【栃木県 ヤマショウルースター〜】
🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)
2022年6月〜 【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業】
🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店
そんな私ですが大人気野球YouTuberのクーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!
クーニンズ全く打てず…軟式日本一&MVP男が神投球!最終回に奇跡のホームラン
見たらわかる凄い投球です|桑田パイレーツ中軸を三者連続三振
長くなりましたがこんな人間です。
今後ともよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。