こんにちは、投球・送球アドバイザーの飯塚大樹です。
今回は、試合に対する考え方についてとても大切だと感じた内容をお伝えしたいと思います。
私は小学4年生の終わりから36歳の現在まで26年野球を続けています。
小学生、中学生時代はほとんど勝てない弱小チーム。
高校、大学時代は全国大会に出場できるような比較的競合チームでプレーをしていました。
軟式社会人時代には高松宮賜杯という全国大会で優勝、東日本でも優勝いたしました。
色々な経験をした中で今回書かせていただきます。
伸びる選手の特徴
選手たちには、自分が戦った相手の中で「強い」と感じた部分や「一番良いところ」を吸収していける力を身につけてほしい。
真似できる能力を持つ選手こそが、上達への道を切り開いていくのです。
「なぜ練習をするのか?」
「なぜ練習試合をするのか?」
「なぜ試合をしているのか?」
といった問いを突き詰めていくと、勝ったから良い、負けたからダメという単純な答えに終わるものではないことがわかります。
ただの勝ち負けで一喜一憂している選手は私の知っている選手では上(社会人、プロ野球)で続けている選手はいませんでした。
大事なのは、そこで得た経験を自分の力に変えていけること。
相手へのリスペクトを持ちながら、相手を分析し、自分を分析し、その過程から自分の力に変えるための
「成長するための練習」
を重ねていける選手が、どんどん伸びていくのです。
なのでリスペクトに欠けるような発言(野次など)をしている選手はいつか自分に返ってきます。
未来を見据えた指導の大切さ
このことは選手たちだけでなく、指導者にもぜひ意識していただきたい点です。
指導者が「今」にとらわれるのではなく、選手たちの未来を見据えた指導を心がけること。
小学生なら中学生を、中学生なら高校生を、高校生なら大学やノンプロを視野に入れ、さらには引退後のスポーツ活動まで見据えた指導が大切です。
選手たちの根幹をつくり、長期的な視点で成長をサポートする指導こそが、これからのスポーツの未来を支えるものとなるでしょう。
選手たちの根をしっかりと作るために、共に成長をサポートしていきたいと改めて感じています。
私には嫌いな声掛けがあります。
「お前には大谷翔平みたいにはなれないよ!」
大谷翔平選手に限ったことではないですが子供達がフルスイングをしたりプロ野球選手の真似をしたりするときに大ぶりじゃなくて小さくコンパクトにと。
コンパクトに振ることも大事ですがまずは強く、大きく(最大出力)を目指さなければ可能性はどんどん狭くなると考えています。
大は小を兼ねる
打球スピードが高くなればなるほどヒットゾーンは増えます。
なので子供達には未来を見据えて、なりたい自分を目指して頑張って欲しいと考えています。
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指導実績の一部👇
「とりあえずキャッチボール」
が一般的ですが初めのうちに野球の投げ方ではなく押し出すようなダーツ投げで練習を続けてしまうと悪い癖がついてしまいます。
今回のように初めの段階で指導の依頼をいただけたのは個人的にはすごく良いことだと感じました。
「努力は裏切らない」 と言われることがあります。
私も学生時代はそう信じてひたすら投げ込み、走っていました。
しかし筋力はついたが上達しない、そしてオーバーワークで怪我をして終わりました。
学生野球を終えてから気付きました。
正しい方向に向けた努力をしないと「努力は簡単に裏切ります。」 投げる動作って簡単なようで非常に難しいです。
そして投げ方を伝えることも難しい。
伝え方を間違うと投げ方を見失ったり、最悪イップスになることもあったり。
だから当たり前ですが簡単な気持ちで指導はできません。
やるからには真剣に向き合い、一人一人の特徴や感覚を確認し大事に、その中で力を伝える方法を探しています。
決して一方通行の指導にならないように会話、雰囲気を大事に。
今回のような
- 野球未経験の子供
- 控え投手でくすぶっているけどエースを取りたい
そんな投手達に「投げることは楽しいことだよ!」って伝えていきたい。
今回も指導をする中で私も発見できたり、伝え方など勉強にもなりました。
ご利用ありがとうございました。
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指導への想い
少年時代から厳しい言葉を浴びせられ、解決方法もわからず野球が嫌いになり辞めていった人を何人も見ています。
今思うと野球チームの指導者は、どうしても全体を見る中で個人(投手)を見なければならないので、選手個人の課題や悩みはそれぞれです。
そして全体を見なければならないので個々にあった練習メニューは難しく全員同じメニューになりがちです。
野球の現場においては全員同じ練習を行い、その中でたまたま練習方法やコツをや感覚を掴むのが上手な選手が伸びていくことが多かったと思います。
個別の対応がなかなかできないので、私みたいに伸びていかない選手、挫折した選手、素質があっても上のステージに進めなかった選手も多かったと思います。
しかし現場では外部の指導者に依頼をすることに抵抗をもつ指導者が多いのも事実です。
専門的に学んでいる人、専門的な知識を持っている人が増えてきて、個別に指導することが非常に有効になってきました。
例えば、勉強に置きかえると苦手な科目には家庭教師つけたり、塾や予備校に通ったりするのと全く同じ話で、投手(ピッチャー)の個人指導も必要だと考えられます。
だからこそ私は1人でも多く「できない選手をできるようにする」
そして「できるようになることでチーム力が上がり勝利に前進する!」
そして成功体験を経験して楽しく野球をしてほしい。
そんな選手を増やすことが「夢」です。
主な経歴
【福島県 磐城リトルリーグ】
【福島県 平第一中学校 軟式野球】
【栃木県 文星芸術大学附属高校】
🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)
【千葉県 中央学院大学】
🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)
【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】
🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)
【現在】 【栃木県 タイセイビッグキャビン(旧ヤマショウルースター)〜】
🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)
2022年6月〜 【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業】
🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店
そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!