今回は東京都の小学5年生が指導を受けに来てくれました。
今回の小学生はなんと今月(12月)から少年野球チームに所属するとのこと。
素晴らしいタイミングで来てくれました。
早速ピッチングを見てみると野球初心者とは思えない投球フォームとボール。
びっくりしました。
お父さんに話を聞くとお父さんは高校まで強豪で野球をしていたそうですが教え込むようなことはなく本人が動画とか自主的に調べてここまで来たとのこと。
子供の可能性は本当に素晴らしい。
色々な指導者の方々とお話ししますが
「小学生は0から100まで教えないと上達しない」
という方もいれば
「小学生は何言っても理解できないからダメだ」
という指導者もいました。
私は子供たちと接する中で感じていたことは子供達は子供達なりに考えていたり主張もある。
子供達の話にもしっかりと耳を傾けなければ指導はできないなと。
今回の少年は大人顔負けの面白い質問をたくさんしてくれました。
今回の指導の様子は👇から
今回は体重移動時に膝がかなり内側に入っていたので体重移動の練習ドリルや投球ドリル、家でもできる練習などを伝えました。
そして最後におまけでゴロ捕球の練習をして終了しました。
今回ご依頼をしてくださったのはさとー@4人の子ども(男・男・男・男)の父様。
ご依頼いただきありがとうございました。
そして今回使用したのは神岡バット製作所室内練習場様(千葉県千葉市花見川区幕張)。
私が小学生の投球指導で必ず伝えることは初めは
「コントロールを気にしない」
「ボールはどこに行っても良い」
小学生にはコントロールを気にせずに思いっきり投げて欲しい。
投球フォームで混乱しないように
- ドリル
- 体操やストレッチ
- 考え方
を子供達のペースで伝えています。
成長期の小学生の球速は体格によっても変わってくるので他人との比較より自分との比較をしようと伝えている。
そして強い球を投げる練習をするということは負荷もかかってくると思うので遠投や投球練習の球数はお父さんにも共有。
遠い目標じゃなくて近い目標をクリアしてまた近い目標設定してクリアして繰り返していくといつの間にか成長している。
そのために野球をする目的の設定が大切。
「とりあえずキャッチボール」
が一般的ですが初めのうちに野球の投げ方ではなく押し出すようなダーツ投げで練習を続けてしまうと悪い癖がついてしまいます。
今回のように初めの段階で指導の依頼をいただけたのは個人的にはすごく良いことだと感じました。
「努力は裏切らない」 と言われることがあります。
私も学生時代はそう信じてひたすら投げ込み、走っていました。
しかし筋力はついたが上達しない、そしてオーバーワークで怪我をして終わりました。
学生野球を終えてから気付きました。
正しい方向に向けた努力をしないと「努力は簡単に裏切ります。」 投げる動作って簡単なようで非常に難しいです。
そして投げ方を伝えることも難しい。
伝え方を間違うと投げ方を見失ったり、最悪イップスになることもあったり。
だから当たり前ですが簡単な気持ちで指導はできません。
やるからには真剣に向き合い、一人一人の特徴や感覚を確認し大事に、その中で力を伝える方法を探しています。
決して一方通行の指導にならないように会話、雰囲気を大事に。
今回のような
- 野球未経験の子供
- 控え投手でくすぶっているけどエースを取りたい
そんな投手達に「投げることは楽しいことだよ!」って伝えていきたい。
今回も指導をする中で私も発見できたり、伝え方など勉強にもなりました。
ご利用ありがとうございました。
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指導への想い
少年時代から厳しい言葉を浴びせられ、解決方法もわからず野球が嫌いになり辞めていった人を何人も見ています。
今思うと野球チームの指導者は、どうしても全体を見る中で個人(投手)を見なければならないので、選手個人の課題や悩みはそれぞれです。
そして全体を見なければならないので個々にあった練習メニューは難しく全員同じメニューになりがちです。
野球の現場においては全員同じ練習を行い、その中でたまたま練習方法やコツをや感覚を掴むのが上手な選手が伸びていくことが多かったと思います。
個別の対応がなかなかできないので、私みたいに伸びていかない選手、挫折した選手、素質があっても上のステージに進めなかった選手も多かったと思います。
しかし現場では外部の指導者に依頼をすることに抵抗をもつ指導者が多いのも事実です。
専門的に学んでいる人、専門的な知識を持っている人が増えてきて、個別に指導することが非常に有効になってきました。
例えば、勉強に置きかえると苦手な科目には家庭教師つけたり、塾や予備校に通ったりするのと全く同じ話で、投手(ピッチャー)の個人指導も必要だと考えられます。
だからこそ私は1人でも多く「できない選手をできるようにする」
そして「できるようになることでチーム力が上がり勝利に前進する!」
そして成功体験を経験して楽しく野球をしてほしい。
そんな選手を増やすことが「夢」です。
主な経歴
【福島県 磐城リトルリーグ】
【福島県 平第一中学校 軟式野球】
【栃木県 文星芸術大学附属高校】
🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)
【千葉県 中央学院大学】
🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)
【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】
🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)
【現在】 【栃木県 ヤマショウルースター〜】
🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)
2022年6月〜 【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業】
🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店
そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!