今回は攻めの作戦の一つである満塁策について書いていきます。
まず満塁策ですが一般的には序盤で使用することはほとんどありません。
理由は序盤から1点にこだわって満塁にすることで大量失点するリスクがあるからです。
一般的に満塁策が使われる場面は
- 終盤で1点入れば試合が決まるような状況
- 1点入ればゲームが終わるサヨナラの場面
です。
満塁策を取ることでのメリットは
- 内野ゴロの場合タッチが不要のため本塁でアウトにしやすい。
- 内野ゴロの場合ホームゲッツーが取りやすい。
- スクイズの成功率を下げれる
- 全ての塁が埋まっているので本塁に限らずアウトにしやすい
以上のことをふまえてインスタグラム内でアンケートを取ってみました。
結果がこちらになります👇
満塁策はイヤじゃないが58%
満塁策は投げにくいからバッター勝負！！が42%
の結果が出ました。
この結果に正解、不正解はないと思います。
逆に絶対満塁策が良いとか悪いとかでも無いと思います。
長年投手をしている私の考えは
満塁策はイヤじゃない投手に対しては素晴らしい作戦だが、満塁は投げにくいからバッター勝負を望んでいる投手に対してはピンチを味方がさらに追い込んでいる可能性があるのでチームで話し合ってから決めた方が良いと思います。
そんな私は満塁は投げにくいからバッター勝負派です。
理由は満塁策を使った場合は
- 押し出しがあるので四死球が出せない
- 死球が怖いのでインコースは厳しく投げにくい（投げても死球がよぎるので中途半端になりやすい）
- アウトコース中心の配球になりやすい
- ボール先行にしたくないのでゾーン内で勝負したい
こんなことを感じながら投げることになります。
逆に塁が空いている場合は
- 押し出しがないので厳しく責められる
- ゾーン外で勝負ができる（ストライクからボールになる球）
思い切って勝負に行けます。
ただ塁があいている場合にゴロを打たせる投球をするとタッチプレーになるのでこの場面では
全力で三振をとりにいく
ことが大事になってきます。
投手のタイプや性格をしっかり把握した上で投手にあった作戦をオーダーメイドでデザインしてあげることが作戦成功率にも繋がると思いますので満塁策で押し出しをしてしまった経験がある選手、チームの方は一度考え、話し合ってみることをオススメします。
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指導への想い
少年時代から厳しい言葉を浴びせられ、解決方法もわからず野球が嫌いになり辞めていった人を何人も見ています。
今思うと野球チームの指導者は、どうしても全体を見る中で個人（投手）を見なければならないので、選手個人の課題や悩みはそれぞれです。
そして全体を見なければならないので個々にあった練習メニューは難しく全員同じメニューになりがちです。
野球の現場においては全員同じ練習を行い、その中でたまたま練習方法やコツをや感覚を掴むのが上手な選手が伸びていくことが多かったと思います。
個別の対応がなかなかできないので、私みたいに伸びていかない選手、挫折した選手、素質があっても上のステージに進めなかった選手も多かったと思います。
しかし現場では外部の指導者に依頼をすることに抵抗をもつ指導者が多いのも事実です。
専門的に学んでいる人、専門的な知識を持っている人が増えてきて、個別に指導することが非常に有効になってきました。
例えば、勉強に置きかえると苦手な科目には家庭教師つけたり、塾や予備校に通ったりするのと全く同じ話で、投手（ピッチャー）の個人指導も必要だと考えられます。
だからこそ私は1人でも多く「できない選手をできるようにする」
そして「できるようになることでチーム力が上がり勝利に前進する！」
そして成功体験を経験して楽しく野球をしてほしい。
そんな選手を増やすことが「夢」です。
主な経歴
【福島県 磐城リトルリーグ】
【福島県 平第一中学校 軟式野球】
【栃木県 文星芸術大学附属高校】
🔸県大会優勝2回、関東大会出場 （1回）、甲子園出場（1回） 🔸チームメイトに佐藤祥万（高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ）
【千葉県 中央学院大学】
🔸全日本大学野球選手権大会（3回）ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮（東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ）
【南関東日野自動車千葉支社（旧 千葉日野自動車）軟式野球部 〜2021】
🔸高松宮賜杯2部出場（日本一＋MVP）、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場（日本一）
【現在】 【栃木県 ヤマショウルースター〜】
🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会（準優勝）
2022年6月〜 【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業】
🔸投球指導（出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール）、WEBデザイナー（ワンコインホームページ制作）、防錆塗料代理店
そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非！！！
