【投手必見】リリースポイントを前にする意識で投げる危険性とは!

飯塚 大樹
飯塚 大樹

今回は高校時代に最速129㌔だった私が31歳で最速145㌔を投げた今だからわかる「前で投げる」意味をご紹介します。

  • 自分から見えるところでリリース(リリースポイントを見る)
  • リリースポイントを前にして打者に近いところで投げる
  • 暴投、四死球した時にもっと狙ってリリース

こんなことを言われたことはありませんか?

わたしがそうでした。

わたしの場合は意識しすぎて下の写真のように俗に言う手投げ」になりました。

腕で操作をして前で投げる練習は何十回、何百回もやってきました。

そして「手投げ=腕に負担がくる=腕を沢山使ってる感が出る=やった気になる」

そんな感覚がありましたが一向に球速アップはしないしコントロールも良くなりませんでした。

この時間を決して無駄な時間とは言いませんが私としては少なからず後悔があります。

体に合わない練習や投球フォームを続けると上達もしないので投球がどんどんつまらなくなります。そして故障にもつながるので最悪野球を辞めることにもつながってしまいます。

「成功体験を経験して楽しくなり、楽しくなることでもっと練習して上達する。

この循環になると見違えるほど成長できると考えています。

私の経験では考え方やコツを理解し楽しく野球をすることがパフォーマンス向上へのヒントになると感じています。

動画も交えながらわかりやすく解説していきますので最後までご覧ください。

※あくまで選択肢のひとつとして見てみてください。

結論から言うと・・・

【球速アップ】前で投げるを間違えると後悔します。

👆の動画のことを意識しました。

これだけだと信用していただけないと思うので私がこのフォームにたどり着いた経緯を書かせていただきます。

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最速129㌔時代に感じていたこと

高校時代の私は強豪校に進み毎日厳しい練習に励んでいました。

練習時間は朝から晩まで、休みもほぼ無し。修学旅行や学校行事も参加できず、テスト休みすらない環境で心身ともに追い込んできました。

そのぐらい練習をし、心身ともに追い込んでいても最速は129㌔でした。

そんな私ですがなぜか肩には自信があり遠投はなんと115メートル!!!

チームでもトップクラスでした。

しかしマウンドにあがるといくら腕を振っても129㌔が精一杯、、、

当時を振り返るとマウンドでの投げ方がわかりませんでした。

平地の遠投では助走をつけ投球方向に勢いよく投げれる感覚がありましたがマウンドでは助走の付け方がわからず傾斜があるのに後ろに残ってしまう感覚がありました。

「スムーズに投げられないこと」+「速い球を投げたいが強く」結果的に上体に負担がきて肩も痛めてしまいました。

球速がアップしたきっかけ

129km/hのでしたが縁があって大学野球に進むことになりました。

進んだ大学は比較的自由な環境+トレーナー(専門家)の方がいて球速アップのきっかけを学ことができました。

「体の使い方」「体の鍛え方」「投球フォームのヒント」などを学び半年ほどで139km/hまで球速がアップしました。

しかしその後は故障や実力不足で公式戦登板0に終わり夢だったプロ野球、社会人野球に進むことも叶わず会社員に。

その後も営業職の傍ら寝る時間を削ってでも毎日一時間の「トレーニング」+「投球フォームの改善」で球速がアップ。

31歳の時に人生最速の145キロまで成長することができました。

最速145㌔投げた今だからわかる前で投げる

練習方法

これを毎日やりました。

今でもキャッチボールの時に確認作業として毎回3球入れています。

たった3球でも1週間で21球、1ヶ月で90球、1年で1080球!!!

積み重ねるとすごい数ですね。

✅体幹の回旋に腕がついてくるイメージ
(腕を先行させて投げない)

✅腕手動で投げない
(回旋についてくるイメージ)

✅コントロールも気にしない
(初めは抜けていい)

✅右狙いでも良い
(体格を狙う意識が強くなると手投げになってしまう)

注意すること

正面を向いての練習で感覚を掴んできたら投球時と同じ横向きになり投げる練習をします。

この際に前を意識しすぎないことが大切だと私は思います。

✅前で投げる意識を忘れる!

✅感覚的にはこの幅で投げるイメージ
(人それぞれ感覚は違うと思いますが個人的には前というよりは体の横のイメージです)

✅身体が回旋して

✅腕がついてくる

✅結果的に前傾して前で投げているように見える

まとめ

以上が私が球が球速アップした時に意識したリリースポイントを前にする!の解説です。

  • ✅身体の回旋→腕がついてくる(自然と反対側の肩から投げる方の肘が直線)→体が前傾した分リリースが前になる

この感覚をつかんだ時に球速アップとともにコントロールが安定しました。

最初は以前より身体の遠いところでリリースする感覚があったので右バッターの頭の上の方に抜けていく感覚がありました。

今思うと最初はそれで良かったのかもしれないと感じています。

フォームが安定することで球速アップに繋がり→安定することで投げたい方向に投げれるようになり→コースに投げるコツを掴むことでコントロールも向上しました。

アウトコースorインコースへの投げわけも自分の感覚では狙う意識より、サイン交換した時に目標に対する軌道をイメージしてあとは投げるだけみたいな感覚です。

ピッチャーは繊細だったり口では教えられない部分もあるので色々な意見、方法を聞いたり学んだりして最終的には自分で感覚を掴む! これがおすすめじゃないかと思います。

そんな意識です。

いろいろな考えがあるので必ず正しいわけではありませんがリリースポイントを前にするのは形を意識して作るものではなく結果的にそう見えるものだと感じています。

自分と同じようにリリースを一生懸命に前にする形を作っていて球速が上がらなくて悩んでいる方の選択肢の一つになればと思い投稿させていただきました。

色々な選択肢の中から自分が納得して取り組めるものをやっていくのが良いと思います。

そして納得した上で「継続」していくことが大事じゃないかと思います。

参考になれば嬉しいです。

このブログでは

  • 球速アップの方法
  • 実戦で使える事
  • フィールディングの意識
  • 練習方法

などを投稿していきます。

投手向けにヒントや選択肢が与えられるような投稿を目指しているので待っててもらえると嬉しいです。

参考になった方は悩んでる友達に教えてもらえると投稿者としては嬉しいです。

球が遅かったからこそ伝えられることもあると思います。 自分のような手遅れにならないように1人でも多くの投手の力になれれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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主な経歴

【福島県 磐城リトルリーグ】

【福島県 平第一中学校 軟式野球】

【栃木県 文星芸術大学附属高校】

🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)

【千葉県 中央学院大学】

🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)

【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】

🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)

【現在】 【栃木県 ヤマショウルースター〜】

🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)

2022年6月〜  【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業

🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店

そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!

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長くなりましたがこんな人間です。

今後ともよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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