よくある質問はこちらから

【投手を壊す!?】知らないと危険!四死球を減らす方法を解説!

飯塚 大樹
飯塚 大樹

今回は全国大会優勝+MVP経験の私が四死球を減らすために意識したことや練習したことををまとめてみました。

  • ✅四死球をだしてしまう
  • ✅ストライクゾーンに投げられない
  • ✅コースへの投げ分けができない

こんなお悩みありませんか?

わたしは長年悩んでおりました。

そして私の場合はどんどん悩んで投げるのが怖くなったりストレスだった時期もあります。

しかし今では克服し自分の思い通りにボールを投げることができるようになったのでピッチングが楽しくなりました。

色々なことを言われ良くなったり悪くなったりの繰り返しを経験してきました。

この時間を決して無駄な時間とは言いませんが私としては少なからず後悔があります。

合わない練習や考え方で過ごしてしまうと上達しないので投球がどんどんつまらなくなります。

そして楽しくなくなると最悪野球を辞めることにもつながってしまいます。

「成功体験を経験して楽しくなり、楽しくなることでもっと練習して上達する。

この循環になると見違えるほど成長できると考えています。

私の経験では考え方やコツを理解し楽しく野球をすることがパフォーマンス向上へのヒントになると感じています。

動画も交えながらわかりやすく解説していきますので最後までご覧ください。

※あくまで選択肢のひとつとして見てみてください。

結論から言うと・・・

①四死球を出すことを気にしない。

②ヒットと同じなので長打にならなくてよかったと切り替える

③投手板から捕手までのライン(軌道)を想像する

④マウンドより近い距離からだんだん遠くする練習

⑤投球練習では打者を立たせる

この5点を意識して練習してきました。

これだけだと信用していただけないと思うので私がこのフォームにたどり着いた経緯を書かせていただきます。

【使わないと損】お得な割引クーポン

学生時代に感じていたこと

高校時代の私は強豪校に進み毎日厳しい練習に励んでいました。

練習時間は朝から晩まで、休みもほぼ無し。修学旅行や学校行事も参加できず、テスト休みすらない環境で心身ともに追い込んできました。

そのぐらい練習をし、心身ともに追い込んでいても最速は129㌔でした。

そのレベルの投手なのでコントロールがないと打ち込まれてしまうので制球は必須でした。

下級生の時はそこそこコントロールが良かったのですが学年を重ねるごとに制球が悪くなりました。

理由は

「四死球を出すと怒られるから」

たかがそれだけ?

と思う方もいると思いますが私の中ではここが一番のストレスでした。

小・中学とあまり強くないチームで過ごしてきたので怒られた経験がほとんどない私は強豪校のピリピリした雰囲気に完全にのまれてしまって自分を見失っていました。

そしてコントロールを改善するために300球投げたことやサイドスローに挑戦したこともあります。

心身共に120%の状態で上達しようというよりはとにかく目立たないで怒られないで3年間終わりたいに変わっていました。

しかしベンチには入りたい一心で120%の状態で過ごしていたので負担もかかり肩を痛めてしまいました。

コントロールが向上したきっかけ

そんな私でしたが縁があって大学野球に進むことになりました。

進んだ大学は比較的自由な環境+トレーナー(専門家)の方がいてまずは球速アップのきっかけを学ことができました。

「体の使い方」「体の鍛え方」「投球フォームのヒント」などを学び半年ほどで139km/hまで球速がアップしました。

そして比較的自由な環境なので怒られることもないこともありある程度コントロールは向上しました。

たったそれだけのことでも大幅に変わります。

しかしこのコントロールはストライクゾーンに投げれるコントロールでした。

バッティングピッチャーとしては優秀でしたがコースへの投げ分けができなかったので打者を打ち取ることができず大学でも活躍することはできませんでした。

コースの投げ分けができるようになったきっかけ

軟式社会人野球に進んだ1年目は打者のレベルが高く打ち込まれるケースが多くありました。

ストレートの平均が130キロ台だとコースにきっちり投げ分け出来ないとレベルが上がるとなかなか通用しません。

なんとかしたいと思う一心で野手に頼みピッチング練習の時には必ず打者を立たせることにしてみました。

それを続けていくうちに不思議と狙いどころがわかるようになってきてコースへ投げ分けするコントロールが向上しました。

特に私の場合はインコースと変化球は打者を立たせることでコントロールが向上したと考えています。

今だからわかる四死球を減らす方法

練習方法

①マウンドより近い距離からだんだん遠くする練習

短い距離から投球することです。

いつでもストライクがとれる距離(例10メートルなど)から初めて徐々に遠ざかる練習方法です。

最初にオススメされた時は正直「バカにすんなよ」って思っていました。

しかし短い距離からでもストライクゾーンに投げることで「コツ」「イメージ」が掴めてきました。

そしてコツを掴んだことで自信も出てきました。
その際ストライクゾーン(低め、真ん中、高め)まずはどこでも通ればオッケーだと思います。

その段階で高めはダメだとか真ん中はダメだとか始まると投げれなくなってしまいますのでご注意を。

制限かけずに自由に投げることが向上の近道だと思います。

ここで注意ですがダーツのように手で操作して狙いに行くと本末転倒ですので初めはストライクが入らなくても良いので自分の投球フォームでしっかり投げて感覚を合わせていきましょう。

【投手必見】リリースポイントを前にする意識で投げる危険性とは!

②ライン(軌道)をイメージする

✅投げる前に捕手を見ると思いますがその時にライン(軌道)をイメージすることがコースへ投げる第一歩だと思います。

✅変化球の場合は自分の球の曲がり幅や軌道をイメージしておきます。

③打者を立たせてライン(軌道)をイメージする

✅私の場合はカーブは打者の肘付近を狙って投げるとうまくいきます。打者を立たせて自分なりの目標を決めておくのもオススメです。

✅インコースの練習なども打者を立たせることでコツが掴めてくると思います。

考え方

①四死球を出す事を気にしない

私はこれらを意識した事で「四死球を出してはいけない」「四死球を出したら怒られる」「四死球を出したら空気が悪くなる」


などのストレスから開放され恐れることなく投球することができるようになりました。

ここで私が書いていることは四死球を出す事が良いとか悪いという話ではないのでご理解ください。

投手が四死球を恐れるとノースリーからストレートでストライクゾーンに投球します。これが俗にいう置きにいく現象。

結果論で判断されることが多いのでここの場面で指導者の方などに言われることは

  • ✅ストライクが入ればOK。
  • ✅仮にストレートを打たれたら置きにいくから打たれると指導が入る。
  • ✅ボール球を投げて四球なら逃げるなor入れてけorビビるな。

経験上だとこんな感じだと思います。

全く気にしない選手にとっては平気かもしれませんが私はストレスを感じやすかったので全てが悪い方向に行っていました。


この状況になったらスリーボールになった瞬間に自分の腕が固まり出し、捕手までがすごく遠く感じました。

そんな時に変わったきっかけは捕手が
「野球は四死球を出さないことを目指すスポーツではない」
と言ってくれたことです。

たったそんな一言ですが私にとっては大きい一言でした。

今ではノースリーから勝負球でガンガン攻めることもできますし、死球も恐れなくなったのでガンガン厳しいところを投げています。

②ヒットと同じなので長打にならなくてよかったと切り替える

良い打者はノースリーから長打を狙ってきます。

投手の仕事は相手チームに得点を与えない、もしくは最小失点にすることです。

そんな時に四球を嫌がりストライクを取るよりも厳しいコースを狙って四球の方が結果的には単打と同じなので良かったと考えた方が良い結果につながることもあります。

ただこれはケースにもよって変わってきます。

大量得点差で勝っている時、明らかに打力が弱いと判断した時は四死球でランナーを出すよりは打ち損じを狙ってストライクゾーンに投げる選択肢もあります。

長打を打たれてもOKという前提で投げるのであれば仮にホームランでも想定の範囲内として気にしないことが大切です。

まとめ

以上が私が四死球を減らすために取り組んだことの解説です。

四死球を減らすためには「考え方と技術」両方のバランスが大事だと思います。

メンタルが強い人、弱い人。

コツを掴むのが早い人、遅い人。

感がいい人、悪い人。

色々な投手がいるのでいろいろな考え方があります。

必ず正しいわけではありませんがこれらのことを意識することで四死球が改善されると感じています。

自分と同じようにストライクが入らなくて悩んだりコースへの投げ方がわからない方の選択肢の一つになればと思い投稿させていただきました。

色々な選択肢の中から自分が納得して取り組めるものをやっていくのが良いと思います。

そして納得した上で「継続」していくことが大事じゃないかと思います。

参考になれば嬉しいです。

このブログでは

  • 球速アップの方法
  • 実戦で使える事
  • フィールディングの意識
  • 練習方法

などを投稿していきます。

投手向けにヒントや選択肢が与えられるような投稿を目指しているので待っててもらえると嬉しいです。

参考になった方は悩んでる友達に教えてもらえると投稿者としては嬉しいです。

球が遅かったからこそ伝えられることもあると思います。 自分のような手遅れにならないように1人でも多くの投手の力になれれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【使わないと損】お得な割引クーポン

主な経歴

【福島県 磐城リトルリーグ】

【福島県 平第一中学校 軟式野球】

【栃木県 文星芸術大学附属高校】

🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)

【千葉県 中央学院大学】

🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)

【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】

🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)

【現在】 【栃木県 ヤマショウルースター〜】

🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)

2022年6月〜  【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業

🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店

そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!

SNSが炎上…軟式日本一投手。実際どんな球投げるのか見てみました。

クーニンズ全く打てず…軟式日本一&MVP男が神投球!最終回に奇跡のホームラン

見たらわかる凄い投球です|桑田パイレーツ中軸を三者連続三振

長くなりましたがこんな人間です。

今後ともよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA